1830年創業 和薬・漢方 本草閣 名古屋鶴舞

身体のガードマンのお話2019年07月31日

みなさん こんにちは!
梅雨が明けて一気に真夏の暑さですね。


店頭のお花 リンドウ(竜胆)
根を乾燥させた物は生薬としても使われます

さて・・・
前回は「皮膚は内臓の鏡」の話をしましたが、
今回は2回に渡って「肝臓」のお話をしたいと思います。

そこで質問です。
私たちが採った食事は、勿論初めには「胃腸」で消化吸収されますが、
その次に入る器官はどこだかご存知ですか?

「心臓」「脳」「腎臓」・・・・

実は・・・・!!

「肝臓」です。
意外ですよね。
肝臓??肝臓って何をするところだっけ?といった素朴な質問を多く耳にします。

本日は、肝臓の役割と何故「胃腸」の後に「肝臓」に食べ物が吸収されるのかを合わせてご説明したいと思います(^^♪

ところで、私達が採っている食事は、そのまま全てカラダにとって安全でしょうか?
一切の防御無く体に入れてもOK?
答えはNOですね。

食べたものを体に入れていいのかの「チェック」を行ってくれる器官が必要ですよね。
そう、それが「肝臓」です。

その為、肝臓は、
胃腸→肝臓の順番に位置し、ガードマンの働きをしています。

非常にありがたいですよね。
肝臓という検問で私たちの体は毒に侵されずに健康でいれるのです。

肝臓の働きは「ガードマン」だけではありません。
その他、どんな役目を果たしているのかは、下記4つ。
1、デトックス(食べた有毒物(添加物やアルコール、薬など)を無毒化)
2、加工(食べた物を体に使える形に変える)
3、胆汁生成
4、エネルギー(糖)を貯め使用

本日は、
1+2が関係する内容ですので、それについてわかりやすくご説明いたします。

肝臓は、体に入った物を体に使いやすい形に変えます。(解毒・加工)
その為、この肝臓が疲れていたり上手く働いていないとこの「解毒・加工」が出来ません。。。。
つまり、
・身体が毒だらけになる
・栄養が採れない
といった状況に陥ってしまいます。

そうなると、心身に様々な症状が出るのは想像しやすいですね。
常に防御もしない無防備な状態で、体を危険な状態にさらすことになります。

その為、肝臓を傷めつけることをしなう方がいい。

肝臓を傷めつけることって何だろう?
・過度の飲酒
・過度のストレス(漢方ではストレスと肝は関係が深い。別日でご紹介いたします(^^♪)
・過度の毒(食生活の偏り、薬や添加物)など

お酒と西洋食の大好きな私にとって耳が痛い・・・
しかし、体は正直です。
ストレス⇄過度のお酒や食生活偏り を繰り返すと、なんと疲れが取れず気力も無くし常時倦怠感に襲われます。
(その後、各臓器にも様々な症状が現れます)

気力減少と倦怠感増加は、全く良いことがありません。
様々な面(プライベート、人間関係、仕事など)で支障をきたします・・・・

肝臓を大切にし、肝臓が健康いる事は、私たちの身体と生活にとって非常に大切な要因です。

しかし、幸いなことに、漢方には、「肝臓」を元気にする生薬があります。
勿論私な毎日愛用しています(^^♪

この生薬、お隣中国では生薬の中で一番消費量が高く、なんと約3,000トン。
中国では一番有名で愛されている生薬といって過言ではありません。

確かに、中国人はよくお酒を飲む。しかも非常に強い!!!!!(しかも、中華料理はあっさりしていない!油多い1)
私も出張でよく中国に行くため、一緒に食事をする機会は多くありますが、
彼らはお酒大好き、かつ強すぎ!かつ良く食べる。。。笑 でいつも舌を巻きます笑

彼らは愛用して飲んでいます。
この生薬は、肝臓だけでなく全身の血の循環を改善してくれるため、
生活習慣の偏りが出始めた40代からに特に強く支持されています。

人間も植物もすごい。
人間は健康に必要な植物を探し当てるし、その植物は必ずそれに答える様に??(本来は人間の為にあるのではないが・・)存在してくれています。

有難いことです。
今回は、肝臓についてでした。
皆さんも「肝臓ってなに?」と邪険にせず労わってあげてください。
私達のガードマンですから(^^♪

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