1830年創業 和薬・漢方 本草閣 名古屋鶴舞

あなたのその便秘はどこから?2020年11月27日

みなさん こんにちは!
紅葉前線も北上し、そろそろ師走の足音が聞こえてきましたね。
街にはクリスマスツリーやイルミネーションも。

さて、この時期に多くいただくお悩みの一つに便秘があります。
夏の間は調子がよかった人も、この時期になるとなぜかイマイチ。
その便秘は「肺」の乾燥と関係があるかもしれません。

ここでは漢方的な「肺」を指しますが、
これは臓器としての肺だけではなく鼻や気管支などの呼吸器全般を意味します。
この「肺」が酷使されるこの季節、「肺」が乾燥を嫌い潤いを求めるために、
水が大腸までスムーズに回らなくなり便秘になる事があります。

通常、食事や水分補給から得られた栄養は、胃で消化され「肺」の力によってシャワーのように全身に回りますが、
乾燥で「肺」に元気がないと溜まってしまい、胃腸の弱い人は便秘になりやすくなります。
手や顔が乾燥している場合、気づいてクリームを塗るなどして皮膚を保護しますが、
「肺」の場合は同じように乾燥していても自分で気づく事はできませんね。

そこで、「肺」を乾燥から守る水分の摂取と食事の改善の提案です。

①水分補給は目に見える形で
20分に1回ぐらいのペースで1口の白湯を飲む。
飲んでいるのかいないのか一目で分かるので、始めのうちは500mlのペットボトルを置いておくのもいいでしょう。

②食事からも水分摂取
水分摂取は食事からも。まずはしっかり「白米」を食べる。

③海藻類やキノコ類を食事に取り入れる
不溶性食物繊維を多く含む海藻類やキノコ類は、腸を刺激して便通を促進します。
「白米+キノコと海藻のお味噌汁」の献立なら、朝食の準備も素早く簡単にできますね。

④身体を冷やさない
身体を温めて巡りをよくしましょう。

便秘と一口に言っても、今回の様に季節的な要因もあり様々です。
自身の体質だからと諦めず、まずは生活の見直しから考えてみてはいかがでしょうか。
この方法でいいのかな?と迷われる場合は、本草閣公式LINEに話かけてみて下さいね。

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みなさんにお馴染みの商品も手掛けていらっしゃいます。

本草閣としましても、この様な名誉ある賞に輝いた「本草閣阿膠」を
これからも大切にし、皆様にお届けいたします。
ありがとうございます。

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